5/15/2011

セルロイドフレーム 調整は

お客様との会話の中での事ですが
「メガネって調整するんですか?出来るんですか?」
と言うお客様が最近多い気がします。

そう言う方はほとんど調整してもらっていませんね。
(もちろん当店じゃないですよ)
折角のオシャレメーカーのフレームもずり下がったりとか閉まり過ぎて耳や鼻が
痛くてかけにくいのでお客様は「(某オシャレブランド)も大した事ないね」
と言います。ブランドが悪いのではないのですがね~。

眼鏡屋さんで調整してもらいましたか?と聞くと
さっきの言葉「メガネって調整するんですか?出来るんですか?」です。

で、今日は調整のネタ。
先日のワタクシ用のメガネで基本的な説明を

最近多いセルロイドorプラスチックフレームはメタルみたいに工具で
チョチョイと曲げる事が出来ないので大変です(笑)
特にセルロイドは材質が堅くて曲げにくいです。
なのでここの所を(下、赤丸)削って調整をします。


削って失敗したら戻す事が出来ないし他店の商品は保障も出来ないので
購入店で調整してもらってくださいと言うしかないんですよ。
ケチで言ってる訳ではないのです。

お顔の正面から見た時のメガネの左右傾きは(右が高いとか左が高いとか)
削りの角度を変えてテンプルの高さをわざとに変えます。



お顔の正面から見た時にメガネが右に寄っている左に寄っているは
(これによって鼻の当りが右が強い、左が強いで片方だけ赤くなる)
削りを左右どちらか多めに削って開き具合をわざとに変えます。
右側が開いているのがわかるでしょうか?


こうやってみるとワタクシの顔って結構変形してますね(笑)
ワタクシのフレームは極太じゃないからそこまで大変ではありませんが
最近の極太セルロイドとかは削るのがちょっと大変です。

こんなの


もちろん耳の所の曲げ調整は当たり前ですからね。
また最初に調整していても使用していると微妙に変形しますので
調子が悪い方はもう一度調整をしましょう!


ワタクシも偉そうに書いていますが調整の神様ではありませんので
偉そうに言ってお前の調整も痛いぞ!って言うお客様、
もう一度調整させてください。ご遠慮なくご来店を!

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